漫画家 原田久仁信さん死去

漫画家の原田久仁信さんが今月7日、心筋梗塞のため亡くなったそうです。

原田さんといえばプロレススーパースター列伝。

小さい頃からプロレスを観て育った私はプロレススーパースター列伝に多大な影響を受けました!


ブッチャー編では「鉄鍋で焼いた砂利に抜き手をして地獄突きを会得」したり

マスカラス編では右ひざを複雑骨折する重傷を負った際に、過去対戦した悪役王のアズテカから

「ウラウナ火山の頂上近い西側に ごくぬるい鉱泉がわいてるが…… なぜかこれが魔法のように打身 骨折にはよくきくんだよな おれは骨折するとすぐでかけたっけよ オット! 昔やられた宿敵に教えちゃソンだ あばよ!」

というアドバイス?を受けたので試しに行ってみたところ


2週間後にはウラウナ火山の岸壁を宙返りしながら駆け下りることができるほど回復してしまったり

プロレスラーは凄まじいエピソードばかりだ!凄い!!
とハナタレ小僧はピュアに信じてしまったものです。

後になってこれらエピソードの殆どは原作者の梶原一騎さんが考えたフェイクだということを知ったときはガックリしましたねw

試合や選手のエピソードを語るときに用いられる「アントニオ猪木(談)」も、殆どが梶原一騎の氏の創作であったようで、原田さんも連載時は半信半疑で描いていたそうです!

この辺りは、適度にリアリティがある男塾の民明書房と通じるものがありますねw

ある意味荒唐無稽な強烈なエピソードを夢中になって読んでしまうのは、

原田さんの迫力ある作画によるものだったのは間違いないでしょう。
劇画タッチの濃く暑苦しくむせ返るような作画こそフロレススーパースター列伝にマッチしていました。

原田さんの作画でなければ、プロレススーパースター列伝もバイブル的な存在にならなかったと思うのです。

私も原田さんの漫画を所有しています。
随分前に購入して何回も読んだので大掃除とかで断捨離の対象にしたことがありますが捨てられなかったんですよ。
今後も捨てられないでしょう、老後まで所有し続けると思います!
(帯のコマがまたいいですなあ

■プロレススーパースター列伝 1

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