日高先生に会ってきた！

今日は9月21日。
当選した日高義樹先生の講演会に行ってきました！
かなり固い内容なので興味の無い人はスルーしてください。
場所は東京銀座にある時事通信ホール。かなり立派な建物であります(；・∀・)
記念撮影しようと思ったんだけど、周りの雰囲気に呑まれて断念しましたｗ
さて、いよいよ入場です。
8割くらいの人が入っております。当日はかなり雨が降っていたので晴れだったら満員に近かったかもしれませぬ。それにしても年齢層が高い！周りは白髪や頭が薄くなったひとばかりｗ
たぶん平均年齢は５０歳くらいかと思われますｗ
勿論若い人も数人いたし女性も数人いたけど、かなりの勢いでオッチャンが優勢でありました。
公演内容は
「アメリカ大統領選挙の行方と今後の日米関係
～石油高騰によるドル体制の崩壊～
しかし、最近は石油価格が安くなっちゃってるんだよねｗ
さらに、この講演会の主催は商品先物取引をあつかっている「コムテックス」という会社なので、先日のリーマンブラザースの破綻について触れないわけにはいけません。
というわけで、当初の議題とはかなり違った展開となってしまいました。日高先生も困り気味だったなあｗ
では、インタビューをまとめます
（内容を思い出しながらなので細かい相違はご容赦を
・ブッシュ政権のGDPの伸びは素晴らしい。８年間で１０兆円から１５兆円に伸びている。経済の方向性は間違っていないどころか特筆すべきものである。
・サブプライムローン問題が起きたかこれは中国経済のバブル崩壊によるものである。
・サブプライムローン問題は２００７年初頭から予兆があった。ブッシュ政権は国民が家を手放さないよう資金を投入するなど手を打っているが、これ以降の対応は難しい（理由は後ほど）
要するに今のブッシュ政権はよくやっているということらしいです。
経済は良いときもあれば悪いときもある。
今が悪い時なので悲観的に言われるが大騒ぎするほどのものではない。
順調に伸びているアメリカ経済の資金１年分を市場に投入すればいいのだ！とのことです。
なるほどねえ、でも実際に株を持っている人は安心できないでしょうｗ
続いてはいよいよアメリカ大統領選挙の行方。
いろいろ話を聞けましたが、要約すると
マケインもオバマも頼りにならないボンクラ。
特にオバマが大統領になったら大変なことになる！
ほほぅｗ
まず、マケインが頼りにならないってのは考えが古いからだそうな。
マケインはレーガンを崇拝してるらしいけど、レーガンは「経済が悪くても政府を頼るな。自分たちで解決しろ」という考えだったらしいですね。
マケインもそう考えていて、AIGなどへの公的資金投入は批判的らしいです。
しかしレーガンの頃とは時代が違う。８０年代に比べて市場がもの凄い大きくなっているので、数兆の借金を会社だけで何とかできる時代ではない。それをマケインは分かっていない。
考え方が古いというか革新的な考え方がができないので、今のような激動の時代にふさわしい大統領では無い、とのことです。
一方のオバマ氏。
この人は本当にボロクソでしたｗ
・実績も無ければ具体的な政策も無い。
・社会主義的思想であるｗ
一番の問題は、オバマにはスキャンダルが沢山あるそうな。
今は大統領選挙中で問題になってないけど、オバマが大統領になった際にはそれらが噴出してくる。
不倫問題などスキャンダルだらけだったクリントンと同じようになる、とのことでした。
結局のところ、マケインもオバマも頼りにならない。
両者とも経済の専門家では無いので、現在のサブプライムローン問題など経済面で全く期待できない。
平時であればこの両名でもいいのだろうが、今のような有事では厳しすぎる。
しかし、この両者のどちらかが次の大統領になってしまう、というのが悲しい現実である、と仰ってました。
石油問題にも少し触れてくれました。
やはり現在は石油を持っている国が強い。力を盛り返したロシアがその象徴である。
しかし、石油の採掘量にも限界があり、いずれ無くなるのは明白である。
もともと資源が乏しい日本はどうするか？
やはり日本の強みは技術である。
今世界中で原子力発電所が増えているが、原子力発電所の建物の構造の一部を作れるのは日本のとある工場だけらしいです。なので世界中から注文が殺到しているそうな。
世界的に資源不足にある情勢なので、こういう技術を国を挙げて大切にしていかなければならないが、今の日本政府では無理だろう……とのことでしたｗ
全体的にはこんな感じでした。
日高さんは自分で認めているとおり右寄りな考えの人です。
なので、考え方もなかなか凄いものがありますｗ
人によっては荒唐無稽だと思うでしょう。
でもこういう考え方があってもいいじゃないですか。私も内容に100%賛同はできなかったけど楽しめましたよ。
これからもこういう講演会があったら行ってみたいです。
あっという間の一時間半でした(・∀・)