去年末から続いているギターのリペア作業。
塗料やクリアー吹きの失敗の連続によるモチュベーション低下と、ラストレムナントの面白さに圧倒されて、すっかり放置されておりました(;´д`)トホホ…
私は熱しやすく冷めやすいマンなので、最初は燃えるけど着手すると一気に萎えるダメ野郎っすw
折角の正月休みだし、ここらで決着をつけたりましょう!
(三が日なのにジャンクギターと格闘するのもかなりアレですが
まずは現状確認。
塗料の上に塗るクリアー層が平面にならずに萎えたんだった!
綺麗ではないけどクリアーはもう十分に塗装されているので、表面研ぎ出しにかかります。
スプレー噴射の圧力により波打っていたクリアー層を平面にしていく作業です。
かまぼこ板のような平面の板に両面テープでヤスリを貼り付けます。
これでゴシゴシヤスリがけっす!ヽ(`Д´)ノ
※平面の板の台座を使わないと表面が綺麗な平面にはなりません。
指を使ってヤスルと指の丸みにより曲面になってしまいます。
平面にしたい場合は必ず台座を使ってください。
ヤスリの番目は細かいほうがいいです。
プラモ用で細かいのは2000番だけど、それでも仕上げ用としては荒くなってしまいます。
試してみたけどキズだらけになってしまい修復が大変でしたw
東急ハンズ見てみたけど、細かい番目はあまり種類無いし単価が高いのよ(;´∀`)
どうしようか悩んでたらプラモコーナーで良さげな商品を発見。
2400番と4000番のセット
6000番と8000番のセット
商品の説明で
極細密研磨下処理用耐水クロス
と暴走族の用語のように書かれておりますw
塗装面の研ぎ出しやクリアパーツの磨き上げに使うようです。
これだけ細かい番目ならギターの仕上げにも十分使えそう!
値段も手ごろだし、これは良い商品っす(・∀・)
早速使ってみやした。
2400番
↓
4000番
↓
6000番
↓
8000番
ふぅ、全ての面を4回ヤスリかけるのは疲れるわ(;´∀`)
でも、デコボコだったクリアー層がヤスリかけることで綺麗な平面になっていくので、作業してて面白気持ち良い!
大工でいうとカンナかける感じでしょうか。
気が付けば台紙に敷いた新聞紙には、クリアーのカスが大量に!
なんかやみつきになりますわw
仕上げにコンパウンドを拭き拭き。
車用コンパウンドを使いました。
これで表面処理が完了!
V角の痛みもこのように修復されました!!
こちらが修正前。
だいぶまともになりました。後は電気系統を処理すれば完成っす。
さすがに疲れたので、続きは明日でw
コメント
リペア日記とても参考になります!
自分もランディVを欠けさせてしまったので、リペアしているのですが、やり方、道具など、とても参考になっています!
ただ、まだペイントの工程なのですが、次にはクリアー塗装に入りたいのでスプレーを買おうと思います
お使いのクリアーラッカースプレーはどこのメーカーのなんというものですか?
あるいは、おすすめを教えてください!!
>>主食はメタルコアさん
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってしまい申し訳ありません!
クリアーラッカースプレーですが、私は本来は車用に使われるソフト99のボデーペン、クリアーを使いました。
乾燥が速く塗膜も強いので使いやすかったです。
同社からは高品質版のウレタンクリアーも出ていて素晴らしい透明感が出るようなのですが、こちらはまだ試したことが無いんです。
今度機会があれば使ってみようと思ってます。
スプレーの使い方は結構難しいです。
こちらのページが参考になるかと思います。
可能であれば、本番前に大きめのプラ板などに吹き付けて試してみるといいかと思います。
http://moto.sakoma.net/kaizou/tosou.htm
・吹き始めと吹き終わりは塗料が乱れるので塗装面ではやらない。
・スプレーのボタンは完全に押して塗装してください。
・最後の仕上げは、塗料が垂れる寸前まで吹くとツヤが出ます。
特に最後が難しいと思いますが頑張ってみてください。
ランディVのリカバリー期待してます!