すっかり放置プレイしておりましたが、シナンジュ製作再開であります。
箱を床に放置してたので、蹴ったり踏んだりで箱はすっかりボロボロになってしまいましたw
今日は金モールドの塗装をおこないました。
同梱されているシールを使えば塗装しなくても金モールドは再現できるんだけど、シールは耐久性に難がありそうだし、貼るときに破ってしまいそうなので、今回は塗装することにしましたよ。
塗装の方法は色々ありますが、今回私がやってみたのはエナメル塗料を使って塗りわけする方法です。
ガンプラや飛行機プラモでおこなう墨入れ作業と似たようなものになります。
模型で使う塗料は大きく3つに分類されます。
1.ラッカー塗料 塗膜が強く乾燥が早い 油性 シンナー臭い!
2.エナメル塗料 塗膜が弱い 筆塗りし易い あまり薄めて塗るとプラを割る事がある 灯油のような臭いがする
3.アクリル塗料 塗膜が弱い 筆塗りし易い 水性なので水洗いが出来る シンナー臭無し!
今回使うのは、1のラッカーと2のエナメル塗料です。
ここで気をつけなければいけないのが塗料の相性。
エナメル塗料の上からラッカー塗料を塗ると、下地のエナメル塗料を侵食してしまいます。
しかし、ラッカー塗料の上からエナメル塗料を塗るのは問題ありません。
なので、下地になる金色をラッカーで塗装して、その上から黒色をエナメルで塗装します。
こうすれば下地の金色も上塗りの黒色も問題なく発色されます。
ここまできたら、いよいよ仕上げです。
凸部分のモールドをエナメルシンナーでふき取ってみましょう。
エナメルシンナーは同系のエナメル塗料は剥ぎ取ってくれるけど、下地のラッカー塗料には何ら効果がありません、
なので、エナメルで塗った黒色が剥がれて、ラッカーで塗った下地の金モールドが現れる!というわけです。
では、実際にやってみましょう。
まずは、金色の発色が良くなるように、ラッカー塗料のMrカラーのウイノーブラックを塗装。
その上に同じくラッカー塗料のMrカラーのスーパーメタリックシリーズのスーパーゴールドを塗装します。
この上に、エナメルの黒を塗ります。
後は凸になっている部分をエナメルシンナーで剥ぎ取っていけば、黒のエナメル塗料が溶けて下地の金色が出てくる寸法です。
こんな感じで剥がしていって
最終的にはこうなりました。
黒色を剥ぎ取るときは、先端が尖がっている模型用の綿棒を使うと良いでしょう。
先が丸い綿棒だと余分な箇所まで剥ぎ取ってしまう事があります。
模型用の綿棒だと扱い易いですよ。
こう書くと結構難しく思えるかもですが、やってみるとそんなに難しくはありません。
注意点としては、
・エナメルシンナーを綿棒につけすぎないこと。少し湿る程度にして少しずつ剥ぎ取りましょう。
・剥ぎ取る時に力を入れすぎると、摩擦力で下地の金色も剥げてしまいます。ゆっくり優しくねw
焦ってしまうかもだけど、落ち着いてゆっくりやれば大丈夫!
綺麗に仕上がりますので、是非試してみてくださいな。
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