河野vsソリス、内山vsパーラ ダブル世界タイトルマッチ
両試合とも見ごたえがありました!
まずは、河野vsソリス
残念ながら河野の判定負けとなったけど、ジャッジによって評価は変わったと思います。
終わった後にソリスはがっくりしていたし、勝者のコールがあっても呆然としていたから、ソリスも内心負けたと思ってたかもしれません。
お互い1回ずつダウンを取ったし、終盤は河野が押しているように見えたので、私も1人が4点差をつけたジャッジは少し疑問に思いました。
確かにローブローの減点が痛かった(少し下かなと思ったけど、減点になるほど酷いと思わない)
それ以上にジャッジに影響を与えたのは、ソリスの前に向かう攻撃的な姿勢だったと思います。
2回にダウンを奪ったけど、序盤はソリスの猛烈な勢いにかなり押されていました。
中盤からソリスがバテて河野が盛り返したけど、攻撃的な印象はソリスのほうが上だったですね。
ボクシングのジャッジの基準は有効打や攻撃的な姿勢や防御技術です。
今回のジャッジは、ソリスの攻撃的な姿勢を評価したということなんでしょうね。
続いては、内山vsパーラ
内山のKOシーンには、たまげました。
もの凄い音してましたよね!
パーラが苦しそうな顔しながらのた打ち回る姿を見て、気の毒になりました。
序盤はパーラのジャブを結構くらってたけど、3ラウンドくらいから内山の間合いで戦えるようになってきましたね。
いつ頃勝負に出るかと思ってたけど、ボディーブロー1発で豪快に仕留めるとは!
まさに異名どおり「ノックアウト・ダイナマイト」ですね!
こうなると内山がどこまで突き進むかですね。
内山は以前からユリオルキス・ガンボアとやりたいと公言しています。
今回の試合でもパーラにジャブを結構くらっていたので、ガンボアは厳しいのではという意見もあるけど、あのエグイ強打を食らわせたらどうなるか!と思ってしまいます。
こうして世界の強豪との対戦を夢見させてくれる内山は本当に偉大だと思います。
風格ある素晴らしいチャンピオンですよね。
