空飛ぶ広報室

最初は面白そうなドラマが始まるなくらいの感覚で見始めたんだけど、
今では毎週日曜の放送が楽しみなドラマです。

幼い頃からの夢であったブルーインパルス配属が決定していたパイロット空井大祐が交通事故に巻き込まれてしまい、怪我の後遺症でパイロット免許を剥奪。
ブルーインパルス搭乗も夢となってしまいました。
失意の空井が配属された場所は、今までのキャリアと全く関係が無かった広報室という部署。
かたや、テレビ局の女性報道記者としてバリバリ働いていた稲葉リカは、強引な取材により問題を発生してしまい報道にいられなくなり、左遷のようなかたちで情報番組のディレクターとなります。
情報番組のなかで不本意ながら自衛隊を扱うことになり、広報室に配属された空井と仕事をしてくいくことに。
広報など関わったことない失意のパイロットと自衛隊に批判的で直ぐに報道に戻りたいディレクター。
どん底の二人がどのように立ち直って成長していくか、というお話です。

ガッキーかわええなあと思いながら見始めたんだけど、すぐに話しに引き込まれてしまいました。
最近は多少マシになってきたとはいえ、自衛隊=不要なものと考えている人は多いです。
稲場リカもその一人で、自衛隊のことを理解してもらおうとする空井にたいして、戦闘機なんて人殺しの道具でしょ!と言い放ちます。
私も戦闘機好きなんだけど、実際この手の言葉を言われたことあります。
戦闘機や戦車、戦艦好きの皆さんもこういう経験あるのではないでしょうか。
当たり前だけどそんなこと考えたことは全く無く、戦闘機であれば空気抵抗を研究しつくした美麗なシルエットに惚れてしまうわけです。
F-14やSu-27みたいな美しい戦闘機が空を飛ぶ。それだけでウットリしてしまいます。

しかし戦闘機が好きだからこそ、恐ろしい兵器であることも分かってます。
実戦で兵器として使われることなく、空の安全を守ってくれればいいのです。
新谷かおる先生の漫画「ファントム無頼」で神田も言ってたじゃないですか

ファントムが戦場に行くことなく、ただの飛行機として一生を終えれば最高さ

空井や広報室の皆さんの逆風に抗わず誠実に対応する姿を見て、嫌悪感を抱いていた稲葉リカの考え方も変わっていきます。
フィナーレでどのようになっていくかですね!

原作本も買いました!
基本的にドラマの内容と原作の内容は大きく変わってないと思いますが、ドラマならではの変更点もあります。
来週の予告で鷺坂さんの過去が語られるたいですが、原作ではこの展開はなかったはず。
ですので、ドラマより先に原作を読んでも十分楽しめると思います。
また、原作には東日本大震災時の浜松基地を描いた「あの日の松島」が書き下ろされてます。
泣けました。
本当に自衛隊の人に感謝です。

このドラマを機に、国防に携わってくださる自衛隊の皆さんに対する風向きが少しでも良い方向に向いてくれたらと思います。
是非皆さんも見てみてください!

■空飛ぶ広報室 Blu-ray BOX

■空飛ぶ広報室 (幻冬舎文庫)

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空飛ぶ広報室” に対して1件のコメントがあります。

  1. http://www.fetang.com/ より:

    今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^

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