ジブリの新作「風立ちぬ」を観てきました。
観てきたのは先週の金曜日。
平日の夕方だったんだけど、それでもほぼ満員という盛況っぷりでしたよ。
ジブリ作品ということもあり、客層は若い人や女性が多かったですね。
へりおんの隣も女子大生二人組みで、なんか緊張してしまったよw
さて、肝心の作品だけど
感動した!
何回も泣きそうになりましたよ。ヤバかった!
美しい飛行機を作りたいという思いを胸に仕事に没頭する二郎。
そんな二郎を全面的に信頼し支える美穂子。
しかし美穂子は不治の病の結核にかかっており、病院での治療が必要な状態。
大変な境遇の二人ですが、それでも愛し合っているのです。
苦労しながら一緒の時間を作り、大切に過ごしていく姿は感動しましたよ。
ただこの映画、観る人を選ぶところはあると思います。
少なくとも、今までのジブリ作品とは全く違いますね。
夢の中での空想的なやり取りはあるんだけど、ジブリならではのファンタジー要素は全くありません。
また唐突に年代が経過したり、様々な場所に移動したりするので、今観ているシーンはどこでなにが起きているのか分からないことが何回かありました。
なので序盤はイマイチ展開がわからなくて???状態にw
ジブリ作品ということで観に来た小さい子供が途中で飽きてしまい、映画館を走り回ったという話もありえるなとは思いました。
しかし、登場人物一人一人がとても魅力的なこともあり、いつのまにか引き込まれてしまいました。
気がつけばあっという間にエンディング。
エンディングで流れる新井由美(松任谷由美)の歌う「ひこうき雲」が素晴らしいんですよ。
強烈な破壊力で、ここが一番感動しました。
パンフレット内にある歌詞を読むとこれまた感動すると思います。
評価が分かれる映画だとは思うけど、ジブリ作品という括りは抜きにしても面白い映画でした。
観終わった後はとても爽やかな気持ちになりましたよ。
生きねば! です。
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