有給使って今日明日とお休み取りました!
健全に引きこもってダラダラ過ごすか!とも思ったけど、折角の休みなので家にいるのも勿体無い。
でも、平日休みなので友達はみんな仕事してるので、一緒に遊べる人がおりませんorz
こんな日は1人寂しく映画を見にいくことにしました。
見てきた映画は、グラン・トリノ
評判が良かったので前から観たかった作品だったので、行ってまいりました。
いや~良かったですよ!
笑いあり、感動ありで素晴らしい映画でした。
クリント・イーストウッド演じるのは、朝鮮戦争を経験した退役軍人ウォルト。
彼の奥様が死なれたとこから話が始まります。
元々偏屈だったのに、奥様が亡くなったことで理解者がいなくなり、子供からも煙たがられる老人を、クリント・イーストウッドが演じます。
そんなウォルトが住む家の隣にモン族というアジア系一家が引っ越してきたことから、生活が大きく変わり始めます。
ひょんなことからモン族を助けたことで、英雄扱いされるウォルト。
最初は戸惑い交流を拒んだけど、久しぶりの人との触れ合いにまんざらでもなくなってきました。
そして、学校にも行かず仕事も無い、モン族のタオの面倒を見ることになります。
最初はハッキリ物事を言わないタオのことを口汚く罵っていたけど、タオのひたむきな姿勢に考えを改め、タオを一人前の男にしてやろう!と思い始めるのです。
皆さんの周りにも、口は悪いけど面倒見が良い人がいると思います。
そんな人物をクリント・イーストウッドが熱演してくれます。
ウォルトは本当に口が悪いので、床屋とのやりとりには爆笑させてもらいましたよ。
この後はかなりシリアスな展開になります。
ここから先の展開は是非映画館で見てください。
ラストの展開は人によって色んな考えがあると思います。
でも、私は率直に「ウォルト、カッコイイよ!」と思いました。
私が見たときは結構人が入ってたんだけど、スタッフスクロールが流れても殆どの人が帰らなかったです。
みんな余韻に浸っていたんではないかと思います。
それに、最後に流れる歌が渋くていいんすよw
グラン・トリノはシナリオも良かったけど、やはりクリント・イーストウッドが演じたからこそ名作になったと思います。
もうお年なので(78歳!)すが、年ならではの円熟味ですよね。貫禄です。
私もオサーンになりましたが、この映画を観て色々と思う事がありました。
これから先おとずれるであろう人生の幕をどう迎えるのか。
それまでに「何かをやりとげた」、と思えるような生き方をしたいもんです。
グラン・トリノのDVDが出たら買いますよ。
でも。もう一回映画館で観てみたい。
おそらく上映期間は残り少ないと思います。
見に行こうか悩んでる人がいたらお見逃しの無いように!
そうそう、プログラムにも注意書きで書かれてますが、プログラムにはネタバレが多く書かれてるので、映画を観る前にプログラムに眼を通すのはやめておいたほうがいいですよ。鑑賞後に見てください。
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コメント
グラン・トリノ、いい映画でしたね。
ラストも人によって賛否両論、あるかもしれませんが、このラストの御蔭で印象に残る映画になったと思います。
>>桃源児さん
コメントありがとうございます。
そうですね、ラストは賛否両論あると思いますが、あの終わり方だからこそ尚更印象に残ったと思います。
クリント・イーストウッドが演じたダーティハリーのように、昔も今も悪党を片っ端から制裁する、というのがよくあるパターンでしたが、暴力には暴力で対抗する(アメリカの銃社会にも通じますね)のでは憎しみが残るだけ。
そんな思いをタオにさせたくないためのウォルトの行動でしたね。
悲しいけれど後味が悪くない、素敵なラストシーンだと思っています。