WBC世界バンタム級タイトルマッチ 山中慎介VSマルコム・ツニャカオ
山中が強い!
ですが、ツニャカオも評判通り強かったですね。
スピード感あるコンビネーションと打ちっぱなしの右フックは脅威で、山中も苦労したでしょう。
ただ、苦戦したように見えて、実は山中が試合を掌握していたように思えます。
12回KOとなったけど、その気になればもっと早く倒せたんではないかなと。
あまり早く倒すとつまらないから、あえて最終ラウンドまで引っ張ってKOしたのでないかと。
そう思えてしまうくらい見事な勝利でした。
かたや、その前日に試合をした亀田興毅。
もう、亀田興毅の試合を観るつもりはないので、試合内容のコメントはしません。
ただ、かなり苦戦をしたようで判定で勝ったけどかなり疑惑の残る判定結果だったそうな。
チャンピオンが防衛したのに土下座をするというのは前代未聞ですよね。
前にブログで書いたけど、亀田興毅は強敵との対戦を避けてることがイメージダウンにつながっていると思うのです。
西岡や山中が名を上げたのも、臆さずに強豪ボクサーと戦ってきたからこそ。
この人ならドネアやリゴンドーのような世界の強豪とも互角に戦ってくれるのではないか。
そうファンに思わせてくれるのが名ボクサーの条件だと思うのです。
今はスカパーなどで海外のボクシングも気軽に見れるようになっています。
なのでファンの見る目も非常に厳しくなってます。
亀田興毅のように名前だけの元チャンピオンや訳のわからない挑戦者に勝ったところで評価はしてもらえません。
現段階ではありえないだろうけど、山中と亀田が戦ってみるのも面白いのではと思います。
山中はベルトを統一する良い機会だし、亀田も落ちた評価を上げることができるチャンス。
ここで良い試合をしたら、亀田も再評価されるではないかと。
土下座するくらい悔しいなら、逃げずに強敵と戦って根性見せてみろ!と思うんですよね。
