オシムサッカー日本代表監督、脳梗塞で倒れる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000013-sanspo-spo
会社帰りに駅のキオスクで夕刊紙の「オシム監督が脳梗塞」というのを見たのですが、
家に帰ってネットやニュースで詳細を知り、大変なことになってしまったと思いました。
川渕キャプテンの「命を取り留めてほしい。かなり厳しい状況です。」というコメントからも、自体の深刻さが解ります。
脳梗塞は、患者が倒れてからの処置がいかに早く出来たかで、その後の病状が大きく変わってきます。オシム夫人が異変に気づいて通報したらしいので、おそらく対応は早かったとは思うのですが……
オシム監督といえば、その独特な言い回しが有名です。
時に人を煙に巻いたような言い回しは責任逃れだと批判されることもありました。
日本代表の試合についても、最近はオシム監督の采配に懐疑的な意見も出ていましたね。
しかし、これほど人生経験も監督経験も豊富な人です。
私のような素人が考えつかない遥か先の視点で物事を考えていたのではないでしょうか。
選手達も手ごたえを感じていたと思います。
セルティックの中村俊輔は「間違いなく良い方向に向かっている。このまま進んでいきたい」と語っていました。
それだけにオシム監督本人が一番悔しがっているでしょう。
足固めが出来てこれからチームを仕上げていくところだったのに……
感傷に浸っている場合ではない、後任監督を探さないという意見もあります。
もう長距離移動が必要になる代表監督業は事実上不可能でしょう。
来年2/6からワールドカップアジア3次予選が始まります。
だったら急いで後任監督を選ばなくては……
私も理屈では解ってはいます。オシム監督の現場復帰は無理でしょう。
しかし、オシム監督が倒れてまだ1日。脳梗塞という病状以外に詳しい事は解っていません。
まだ3次予選すら始まってないのに、そういう論議が必要なタイミングなのでしょうか。
今は数日病状を見守ることすら出来ないほど余裕が無い状況ではないでしょう。
オシム監督の病状が安定してから後任人事に動くという考えは出来ないのでしょうか。
オシム監督は、心臓に持病を持ちながら日本代表を強くしたいという思いで尽力してくれていました。
【スポーツナビ 水野晃樹(ジェフ千葉)のコメントより引用】
オシムさんは日本に来るまでどのクラブでも3年までしかやっていなかった。
うち(千葉)が初めての4年目。
そのときは病気(心臓の持病)のこともあるから悩んでいた。
ただ、『日本で死ぬ覚悟ができた』とも言っていた。
それぐらい日本サッカーのことを強く思ってくれている。
今は、ただオシム監督の回復を願うだけです。
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