結果はこのとおりに。
■西岡利晃vsマウリシオ・ムニョスは、西岡利晃が9回3分7秒KOで勝ち6度目の防衛に成功。
■粟生隆寛vsウンベルト・グティエレスは、粟生隆寛が4回1分6秒KOで勝ち初防衛に成功。
■長谷川穂積vsジョニー・ゴンサレスは、長谷川穂積が4回58秒TKOで敗れ、初防衛に失敗。
西岡は強いし上手いですね。勝ち方を知ってるなと思います。
実はコンディションが悪くて拳を痛めてたようですが、それもあり序盤は抑えて後半勝負作戦だったようです。
序盤~中盤はボディに注意をひかせておいたので、8Rと9Rは面白いように左ストレートが当たってましたね。
挑戦者のムニョスが強打を振り回すタイプなのでハラハラしたけど、結果的には完勝でしたね。
粟生も強くなりましたね。
昔はカウンター狙いばかりだったので、イマイチ決め手にかけるボクサーだったけど、今は前に出て打ち合えるようになったので、魅力的なボクサーになったと思います。
元々天才ボクサーと言われてただけに素質は凄いです。カウンター技術は凄いしディフェンスも上手いですね。
今回のように前にでてKOを狙えるようになると、本当に頼もしいボクサーになると思います。
これからが楽しみです。
そして長谷川。残念ながら負けてしまいました。
KOラウンドまでポイントでは勝っていたそうだけど、うちの見た感じでは1ポイントくらい負けてたように思えます。
心配してたとおり足を止めて打ち合ってしまったのが敗因でしょう。
長谷川曰く「ポイントで勝っててもしょうがない、ボクシングはKOを狙わないと」ということを試合後に言ったそうだけど、元々長谷川はKOボクサーじゃないんですよね。
しかも階級を2個上げて間もないので、バンタムの感覚でKOを狙ってもフェザーで通用するわけがない。
ましてや相手はジョニゴンですからねえ…
リーチ差で踏み込めず、強いパンチも打てずでどうしようもありませんでした。正直完敗だったと思います。
これから長谷川はどうするか。
再起はしてほしいけど、今のようにすぐカッとなって打ち合うようなスタイルだと厳しいでしょう。
ディフェンスは上手くないし打たれ強くもないしね。
やはりスピードをいかして後半勝負するしかないと思うんだけど……
このままフェザーでいくよりも、1階級落としたほうがいいんじゃないかと思ってしまいます。
ラストレムナント 武帝の盾への道
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